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2011年7月19日 (火)

大国主の命論その7、国譲り考後篇

 いよいよ大詰めである。こうしてタケミカヅチは事代主とタケミナカタの双方を平定し、大国主の命との最後の談判が行われることになった。次のようなやり取りだった。タケミカヅチ「お前が申し出た二人の子は、アマテラス様の御子の命令に従うと申した。改めて問う、お前はどうなんだ」。大国主「子供が従うことになった以上私も、葦原中国を献上しアマテラスの支配に任せよう。但し、顕事の政治の世界からは身を引くが、幽事の神道の司祭者として生き延びることを保証して貰いたい。私どもが創始した母里の国を献上する代わりに、私の住む地が神領地として安堵され、そこに宮殿を建て、私どもが大事にして来た祭祀を行いたい。それさえ保障されるなら国譲りすることを約束する」。

 タケミカヅチ「その願い聞き届けよう」。大国主「もう一つ。我が王朝の有能な子供たちを登用してください。彼らが先頭にたってお仕えすれば皆が倣い背く神など出ますまい。あなた方の政権が安定することになるでせう」。タケミカヅチ「承った」。これを仮に「国譲り最後の談判譚」と命名する。

 大国主は、出雲の祭祀を司る広矛を差し出した。タケミカヅチは、高ミムスビの神に大国主の命の国譲り条件の申し出を伝えた。高ミムスビの神は、「勅」(みことのり)を発し、「今、汝が申すことを聞くに、深くその理有り」と了承した。次のような条件を付した。「1・汝は政治から手を引き、神事のみを司る。2・汝が住む天日隈宮の造営を認める。但し、高天原が送るアメノホヒの命が祭祀を司る。3・汝は国つ神と婚交せず、我が娘ミホツ姫を妻とせよ」。玉虫色のまま双方が条件を飲み、こうして政治支配権が出雲王朝から高天原王朝へ移った。出雲王朝が高天原王朝の軍門に屈し、且つ出雲王朝派はしぶとく生き残ったともみなせよう。

 いずれにせよ、国譲りは理不尽なものであった。その理不尽に徒に戦うのではなく、半ば抗戦し半ば和睦することで一定の勢力を温存し、お国の行く末を未来の歴史に託した。この判断のしなやかさが大国主の命の秘策であったのかも知れない。事実、出雲王朝の御代の影がその後の高天原王朝から出自する大和王朝の御世に付き纏っていくことになる。大和王朝の治世は、高天原派だけでは何事も進まなかった。必然、出雲派の協力が促され、相協力することで大和王朝史を綴っていくことになった。出雲王朝は、「眼には見えぬ幽り世の世界から、その霊威をあらわす」ことで隠然とした影響力を持ち続けていくことになった。

 但し、政治は残酷である。高天原派は内応した出雲派をもってり抵抗する出雲派を駆逐すると云う策謀を廻らし各地の平定戦に向かっている。しかしながら総じて言えば、高天原派と出雲派即ち天孫族と国津族は互いの至らないところを補いながら日本政治を舵取りして行った気配が認められる。こういうことが重なりあいながら国造り展開するのが日本史である。この流れが日本史の底流であり、ここを理解しないと何も見えなくなる。

 皇国史観は、この経緯に対して余りにも記紀神話の作為的記述に依拠し過ぎている。記紀神話の執筆者が裏筆法で出雲王朝の確固たる存在とその善政ぶりと幽事の世界への移行、その郷愁を伝えていると云うのに。皇国史観は、このキモの部分に対して余りにも粗雑な理解のままに天孫族の日本平定を鼓舞し過ぎている。その結果として偏狭な絶対主義的天皇制を作り上げ、そのイデオロギーで日本帝国主義の朝鮮、台湾、中国大陸侵略を聖戦化して行くことになった。これを陰に陽に後押ししたのが当時の国際金融資本である。当然、この策謀は今日も続いている。

 ところで、古代史上最大の政変「高天原王朝と出雲王朝の国譲り」は、他国のそれと比べて明らかに著しい違いが認められる。それは、決戦的絶滅戦争ではないということである。武闘と和議の二面作戦で最終的に手打ち和議し、勝者が敗者を徹底的には攻め滅ぼさないという特徴が認められる。この和合融和方式が日本政治史の原型となり、その後の日本政治史の至るところに立ち現われている。

 この「硬軟両様、手打ち、和合融和」と云う日本政治の質は現代に至るまで底流となって流れ続けており、日本が育んだ政治財産であると自覚すべきであろう。この所作は政治のみならず我々の生活諸事をも規制している。故に今後もこの型で処理して行くことになるだろう。これを称賛こそすれ卑下するには及ばない。

 思えば、聖徳太子の「和の政治」も日本政治のこの型を受け継いでいる。明治維新の五カ条の五誓文然り。これが日本政治のDNAになっている。日本政治には西欧的な(もっと云えばユダヤ的な)決戦的絶滅戦争型政治は馴染まないし馴染む必要もなかろう。むしろ、この日本政治の型を尊重していくことの方が望まれていると窺うべきではなかろうか。

 これを逆に云えば、「硬軟両様、手打ち、和合融和」と反する政治の型、例えば小泉政権時代の郵政政局での反対派絶滅政策、刺客騒動なぞは日本政治の型ではないということになる。小泉のDNAが日本人離れしていることを窺えば良い。菅の党内を二分する小沢派の冷遇人事も同様のものである。組閣人事の要諦からは有り得ない。菅のDNAが日本人離れしていることを窺えば良い。このところ、こういう日本政治の型でない手法が流行っており、マスコミが囃している。背後に教唆する者が居ると窺うべきだろう。

 もとへ。日本神話にはこういう日本の型が随所でメッセージされている。これを学ばないのであれば、単なる神話にしか過ぎないであろう。事実は、神話にことよせて随所に叡智をちりばめている故にギリシャ神話然り、愛読されるべき筋のものではなかろうか。戦後教育が、この辺りの素養教育を放棄したことが、今日の大量の軽薄政治家を増産しているのではあるまいか。菅派の政治家に共通して云えることは、こういう日本的政治の型に余りにも無知過ぎることである。日本人の顔をした実は身も心も国際金融資本に売り渡した売国亡国人ばかりである。政権に就かせてはいけない人士が大挙して巣くっているおぞましい姿である。

 これを如何にせんか。本稿はこれを解き明かすのが眼目であった。その為に新たな国体論を求めて書き始めた。解き明かせたかどうかは分からない。要するに、我々が求める国体論とは、遠の昔の倭国日本の政体から説き起こし、出雲王朝政体、国譲り後の大和王朝政体、その後の両者の掛け合いが続きながらはるけき今日まで至っている政体、これらを遠望する際に滲み出てくるものを探り出すべきであろう。それを国体として認め、大事に育み継承することが責務ではなかろうか。この自覚を持ち各々随所で処するべしとするのを国体論と云うのではなかろうか。

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コメント

小泉以来のテレビを使った謀略政治はまさにアメリカがナチスドイツから学習した洗脳ファシズム政治そのものです。これを日本から一掃して縄文前期古来の扶桑の国日本を取り戻すためには「日米地位協定破棄」が絶対の必要十分条件であるととおりがけ奴は考えております。

こちらへ貼らせてください。とおりがけ拝

「地位協定破棄だけが唯一の転ばぬ先の杖となる」
>ノルウェー爆弾、乱射事件は、首相を狙った単独犯だった可能性
>> http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-2803.html#ixzz1T1lnAZ2R

こういう事件は世界中に連鎖的に発生する傾向がある。特に他国に戦争を起こしては軍事介入してその国を占領する米国外交にとっては最もおいしいえさになるだろう。建国以来常に外国政府に対して謀略を仕掛け続けているのが米国だからね。

日本もこういう有事のときにアメリカにつけこまれて再占領されないように、日米地位協定をさっさと破棄しておくことが最優先の国家危機管理になったね。とくに菅首相、自分の手で一刻も早く地位協定破棄しておくことだね。なんせ日本国内では地位協定のおかげでアメリカは謀略のやり放題なんだから、自分の身は自分で守るしかないんだよ。

参考:>>http://risingsun-kiri.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-9348.html#comment-84216183

投稿: 通りがけ | 2011年7月24日 (日) 22時50分

今日は311以来続く国の不作為の犯罪について書いて見ました。田中角栄や大国主命なら決して犯さない棄民犯罪です。ご吟味よろしくお願いいたします。とおりがけ拝

>松本ドラゴンを惜しむ声:日経ビジネスオンライン2011.7.21への反論
>>http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1083.html反戦な家づくりさま

いま東北の被災地では復興の土木事業を仕切っているのは多くがよそから入ってきた暴力団がらみの団体であるそうな。余所者が現地被災者の復興公共事業の仕事を威嚇的に奪っているということである。現地の人たちから直接に聞いてきた話である。
宮城県知事の悪企みにしたがって現地土木業者でない巨大ゼネコンが復興に参入しても同じ結果になる。自分の住んでいる地域の復興のために働きたい被災者自身に仕事が回ってこないのである。
松本大臣は土建屋出身であり非合法組織ヤクザとのつながりも浅からぬと聞く。復興大臣になったとしてこの無法状態で果たして彼になにが合法的にできただろう。 よそからヤクザ絡みの人材を連れてくることだけは決してやってはいけないのだ。

今政府がやるべきこととして最も必要なのは被災者証を発行して被災前の住民の基本的人権の保護と私権(私有財産権、就労権等)の回復を国が確実に保障することである。
すべての援助はこの被災者証にたいして堅実に行われなければならない。この被災者証無しに行われる援助は非合法活動である疑いが非常に強いのである。それを警察がビシビシ取り締まってゆけばよい。それだけで今よりも格段に復興が被災者自身の力で進むようになるのだから。

以下は宮城の情報。ヤクザのみならず大企業もが被災者の雇用を奪うというおなじ悪事に競って手を染めていることがわかる。

NO.2101 守らなければならないものがある 被災地でソニーの非正規切りとたたかう期間工たちの物語(動画あり)
>>http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-2212.html大脇道場さま
> 守らなけらばならないものがあります。
>・・・
>被災地宮城で、ソニーの非正規切りとたたかう期間工たちの物語です。

このブログの中のtwitterにあったコメント。
>oowakitomosan ソニーに爪の垢でも!http://bit.ly/raaxe1 RT @Mar0325: 気仙沼のお魚いちばが再開したようです。従業員700人を解雇せずに頑張った社長素晴らしい!感動しました!!ソニー様も後に続いてほしいものです。http://bit.ly/o4dp8m
20 hours ago · reply · retweet · favorite<

被災地の復興は被災者自身の手でやるのが一番被災地のためになるのであり、すべての公的私的援助は国発行の被災者証を持つ被災者へ対して確実に届けなければならないものである。復興を利権ビジネスとして私的な利益を上げることのみ考える余所者ヤクザや大企業に支払ってはならない。それは復興支援詐欺犯罪である。火事場泥棒復興詐欺ビジネスを断固摘発せよ。

投稿: 通りがけ | 2011年7月26日 (火) 18時11分

田中角栄や大国主命にあって他の統治者に無いものは道徳心(仁)であると考えます。

今日もお邪魔いたします、すみません。とおりがけ拝

「福一を緊急に石棺化せよ」

どんな技術も制度もそれを使う者が道徳的か背徳的かによって利器にも凶器にもなり得るのである。

中国新幹線事故対応を役人の隠蔽体質として揶揄の対象とする我が国マスゴミが多いが、福一の隠蔽体質も不道徳犯罪という点で全く同じである。それどころか中国の役人の方が日本の役人よりも悪賢い計算高さの点では有能であった。すぐに土をかぶせて埋めてしまったからねw

日本のバカ役人はチェルノブイリの放射能大気汚染の先例があるのに事故原子炉を直ちに埋めて石棺化する無線操縦大規模土木技術がありながらそれをやらないでいたずらに核物質大気中放出を続けさせたまま放置している。賠償金額が毎日級数的に増大しているのに、ばっかじゃなかろうか。日本の隠蔽役人は中国の隠蔽役人より損得算数の金勘定もできない世界最低の低能ぞろいだと証明されたね。不道徳かつ低能の税金泥棒どもを全員クビにして牢屋へ叩き込むべし。そして福一を直ちに国策で緊急石棺化せよ。

投稿: 通りがけ | 2011年7月27日 (水) 18時39分

本当は「引用転載識別考」にR派シンパとして貼りたかったですがコメント欄がなかったのでこちらへ貼らせてください。とおりがけ拝

「日本人の品格ある国家復興への財源と電源の品格ある確保法」

>震災復興財源に妙案!国民の財産である周波数をオークションで復興財源に!(東京新聞)
>>http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1104.html日々坦々さまから

アホな妙案。
地位協定を破棄して思いやり予算も米国債も全部復興資金につぎ込むだけでお釣りが来るのにね。天下り全廃も行財政改革もいっぺんにできるし。モラルがない奴の考える妙案など菅内閣の思いつき政策と全く同じ不道徳詐欺犯罪ネタに過ぎない。

電波と言えば電力無駄遣いの筆頭テレビなど不要である。NHKも放送法も商業放送もひっくるめて全廃すべし。NHKはラジオ放送だけ行なえ。あとは新聞があればよい。電波帯域が混むとラジオ放送に支障が出るゆえ携帯電話も不要である。固定電話のみにしてポケベルサービスに切り替えよ。

インターネットも本来不要物だがね。無くてもちっとも困らない。日本国の公式OSは独自開発の「トロン」「超漢字」にすればウイルス対策が容易になる。東大のゆいつの業績といっていいOSだけどね。まあ個人の頭脳業績だから大学関係ないかw

>騙されるな!「全品半額」紳士服インチキ商法の呆れた実態!
>>http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20110727/p2世相両断さまから
>「日本人の記憶力は鶏並み」と海外で小馬鹿にされているが…

これは完全にテレビの悪影響だね。日本国民のほかにも全世帯テレビ中毒の国の国民はどこもみなバカにされる記憶力だから。アメリカ、台湾、韓国、ヨーロッパ、アジア・・・。テレビは刺激的な映像を次々にめまぐるしく替えて流し続けることによって記憶力を奪い思考力を奪っていくサブリミナル洗脳扇情白痴化装置だからね、ナチスドイツが実地に証明したとおり。

>消費者庁が今更ながらの取り締まりをやった背景は何だろうか?
この正解はただひとつだね。
>「5社が天下りの受け入れを渋った」
これのみw

孫が菅にあれだけ食い込めたのも新たな天下り先を多数開発することを霞ヶ関に対して裏取引したからである。詐欺師は詐欺師同士で騙し騙され犯行を重ねて自滅していくものだ。蛇の道は蛇というだろ、まったく同じ意味でデムパの道はデムパである。

テレビと携帯は電力の無駄遣いのうち最大のものであり同時に国民の健全なる精神肉体の涵養にとって最大の害悪をもたらす電波凶器でもある。
震災復興の国家節電のためには品格ある日本人としてはまっさきに切り捨てなければならない癌病巣だね。

投稿: 通りがけ | 2011年7月28日 (木) 11時08分

2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo

投稿: 通りがけ | 2011年7月29日 (金) 05時29分

すみません。投稿しなおします。とおりがけ拝

こちらのほうがよくまとめてあります。
>「「放射線の健康への影響」児玉龍彦氏(内容完全書き出し)衆議院厚生労働委員会7/27」◇『みんな楽しくHappy♡がいい♪』さま
>>http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-626.html 

児玉提言の語られなかった4つめは、「福一の緊急石棺化」である。日本の優れた民間土木技術を結集すれば被曝を最小限に抑えつつ石棺化することも技術的には容易であるから。

投稿: 通りがけ | 2011年7月29日 (金) 13時33分

 通りがけさんちわぁ。「小泉以来のテレビを使った謀略政治はまさにアメリカがナチスドイツから学習した洗脳ファシズム政治そのものです」なる表現がありましたが、少し気になるところがあります。一般にこう云う風に云われておりますので、通りがけさんの責任でも何でもないのですが、「ナチスドイツ諸悪の根源論」はやはりオカシイと考えております。

 れんだいこの理解によれば、「ナチスドイツ諸悪の根源論」は戦勝国側の国際金融資本が流行らせている勝てば官軍式論法です。ナチスにそういう面があるとすれば、ナチスが対抗していたネオシオニズムのやり口を真似たものであり、根源はネオシオニズムの方と考えます。ゲッペルス宣伝相の「ウソも百万言云えば真実になる」と云ったと云う論も、何もゲッペルスの専売ではないでせう。ユダヤのタルムードにはこういうことを一杯書いています。

 ネオシオニズムは狡猾なイデオロギーで、手前たちの悪を認識したうえで、その仕業を誰彼に被せ、それを批判して浄化するところが見受けられます。そういう意味で、「ナチスドイツ諸悪の根源論」はとても便利な非難先を見つけたと云う構図になっているように思います。だから、れんだいこは、この観点を使いません。

 2011.7.29日 れんだいこ

投稿: れんだいこ | 2011年7月29日 (金) 17時15分

れんだいこ先生、ご教示ありがとうございます。
日の下に新しきことなし、とおりがけも本来「ナチスドイツ諸悪の根源論」ではありませんが、ファシズムの扇情扇動がいかにおこなわれるかという卑近な例として用いております。オウム真理教で明らかになったファシズムの形成法を、小泉によって政府自身が実行したことで日本は10年いや100年を失いました。小泉チルドレンの菅ファッショ内閣になってから今度の人災原発事故で、日本は菅で一万年を失おうとしています。
ただちに福一を石棺化しなければなりません。この超緊急事態ゆえファシズムについては説明を端折って卑近なナチスドイツを用いております。小泉時代小泉劇場政治手法をヒットラー相当と揶揄しておりましたもので、それも影響していますが。
それに原爆はなんと言ってもナチスドイツで最も研究が進んでいましたからね、ロケット技術と並んで。あの時代から戦争は先進技術無差別大量殺戮兵器地球絶滅型に変貌したという意味でも、ナチスドイツの亡命研究者で開発したアメリカの原爆投下の非人道性を際立たせるという意味でも、ネオシオニズムよりも先行するナチスファシズムを用いるほうが適当かもしれないと思ったりもしております。
今後ともなにとぞよろしくご指導ご鞭撻たまわりますようお願い申し上げます。とおりがけ拝

投稿: 通りがけ | 2011年7月30日 (土) 08時33分

 通りがけさんちわぁ。「それに原爆はなんと言ってもナチスドイツで最も研究が進んでいましたからね」も迂闊に信じてはいけません。元々はネオシオニストグループが研究に着手し、それが米国に一本化し、これをキャッチしたドイツと日本が対抗的に研究したと云うのが史実のようです。これを逆にドイツの研究に対抗する為に云々と教えているのが戦勝国側のプロパガンダです。

 ちなみに、ヒトラーは原爆開発に対して悪魔科学とみなして消極的だったと云うのが真相のようです。日本の昭和天皇も然りです。つまり、原爆はネオシオニストの独り舞台で開発がすすめられ、広島、長崎へ投下されたと云うのが真実の気がします。これについては今後さらに確認したいと思います。

投稿: れんだいこ | 2011年7月30日 (土) 11時28分

れんだいこ先生、ご教示ありがとうございます。

ネオシオニズムがどの時代から存在したと定義されるのか不勉強ゆえわからないので、シオニズムについて私見を書いてみたいと思います。

シオニズムは古代ローマ帝国以前から存在しており、もともとヒットラーのナチズムは反シオニズムとしてドイツ国内に誕生したものでありましょう。ナチスのユダヤ人迫害はその誕生歴からしてレーゾンデートルそのものであり必然といえます。そしてユダヤ人核物理学者が反ナチスで国外に亡命してナチス打倒のために原爆開発を急速に成し遂げたのもまた必然でありました。アメリカは建国以来の根っからのテロ覇権主義国家であり、ナチスとシオニストは両者ともアメリカの戦争侵略政治の漁夫の利のために利用されたといえます。

ヒトラー本人が原爆を悪魔科学とみなしていたかどうかはわかりませんが、ヒトラーの取り巻きはみなV2ミサイルの実戦投入後の次段階に核弾頭搭載を目指して研究者を酷使しており、完成寸前にまで研究が進んでいたそうです。その事実が、追い込まれたヒットラードイツの戦局逆転の切り札であったがためにヒットラーは総統邸をソ連軍に包囲されても降伏しなかったと考えられます。

また、その研究成果はUボートによって1945年にはひそかに同盟国日本にもたらされ、日本でも戦局逆転の切り札になる新型爆弾として最高の軍事機密下に九州の地下研究所で完成目指して研究開発が続けられていました。結果として完成前に事故がありそのまま敗戦しましたが。これは九州の戦争体験者の方から体験談として直接うかがった話です。

アメリカ軍もその事実を把握しており、占領後核兵器報復を恐れて徹底的に日本国内でのジェット機開発や原爆兵器開発研究を禁じたのはそれが理由です。その後中国大陸侵略の野望のもと朝鮮戦争を起こした米国は朝鮮半島をも占領しようとしましたがこれには失敗し、日本に地位協定を押し付けて日本列島を将来の中国侵略の前線基地としたのです。

話がだんだん長くなりそうなので愚見の開陳はここまでとさせていただきます。ご吟味のうえご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。とおりがけ拝

投稿: 通りがけ | 2011年7月30日 (土) 21時24分

国の宝である子供たちを踏みにじる日米地位協定を直ちに破棄しなければならないと考えます。

大人の外部被曝内部被曝でもっとも危険な部位は単鎖DNA生殖細胞である。

>内部被曝というものの一番大きな問題は癌です。・・・(中略)・・・
>さらに大人においても増殖が盛んな細胞、たとえば放射性物質を与えると、
>髪の毛、それから貧血、それから腸管上皮、これらはいずれも増殖分裂が
>盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。

内部被曝の癌発生だけではなく、放射線被曝にはもっと大きな根源的問題がある。

大人というのは生物学的には成熟して生殖能力獲得した個体のことをいう。生殖腺が卵細胞(単鎖DNA)、精細胞(単鎖DNA)を産生し始めたら成熟体となる。
この生殖細胞はいずれも単鎖DNAしか持っていないので内部被曝に限らず外部被曝でも放射線を浴びると常に修復不能なDNA切断を生じることになる。
この障害DNAを持つ生殖細胞が受精すると受精細胞の分裂増殖が阻害されることは容易に推測できる。チェルノブイリでの流産率や奇形児出産率の高さが証明するとおりである。

子供は国の宝である。

ゆえに、除染と並行して直ちに福一を石棺化して放射性核物質の大気中放出を可及的速やかに停止させる作業の達成が、現在わが国において最大緊急課題となる。

参考:
>【写真画像】チェルノブイリの放射能の影響を受け生まれてきた子供たち映像動画【奇形児】(日々雑感さま)
>>http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/45993241.html
>被曝した妊婦の奇形児発生率4倍以上。特に「水頭症」…チェルノブイリ小児病棟~5年目の報告~【動画&文字おこし5・最終回】(ざまあみやがれいさま)
>>http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65742791.html

投稿: 通りがけ | 2011年7月31日 (日) 07時15分

 通りがけさんちわぁ。「ナチスのユダヤ人迫害はその誕生歴からしてレーゾンデートルそのものであり必然といえます」も、れんだいこ理解では少しニュアンスが違うのですが、ここでははしょります。問題の原爆研究ですが、ユダヤ人核物理学者の原爆研究がナチスの原爆研究に対抗して生まれたとするのは、どうも違うようです。ドイツ、日本の方が対抗的に研究に着手したが悪魔科学性ゆえに躊躇していたのに対し、ユダヤグループが行け行けどんどんで研究を進め、広島、長崎へ投下し住民殺戮を敢行したと云うのが真相のようです。ヒットラーが原爆を最後の切り札にしていたというのは眉唾だと思います。日独がUボートでウランを移送していたのは事実ですが、その情報が全て筒抜けだったことを重視すべきだと思います。

 こういうところは重要なのですが、戦後は、戦勝国側の物語が正史とされており鵜呑みにしてはいけないと思います。れんだいこは詳しくありませんが、他の研究から生み出した知恵で読み解くと、原爆開発史も随分エエ加減な話にされていると思っております。

 2011.7.31日 れんだいこ拝

投稿: れんだいこ | 2011年7月31日 (日) 10時13分

れんだいこ先生、ご教示ありがとうございます。その後多忙のためご無沙汰申し上げておりました、申し訳ございません。本日も少し離れたコメントですが、8月6日に免じてご容赦ください。とおりがけ拝


[ミッション達成に成功するためには優先順位をつけることが大事]

>核廃絶、脱原発、脱対米従属!脱水にご用心!(大脇道場さま)
>>http://toyugenki2.blog107.fc2.com/?no=2233

すぐに達成できること。
1.「脱水にご用心!」自分一人ですぐできます。用心するだけでOK牧場ですから。

2.「脱対米従属!」これも日米地位協定を破棄すると国会か国民投票で決議するだけで完全に即時発効し、脱対米従属達成できます。

すぐには達成できないこと。[8.6ヒロシマ8.9ナガサキ4.26チェルノブイリ3.11フクシマ・・・]
「核廃絶、脱原発、」こちらは2つともまず脱対米従属を達成しておかなければいくら時間と費用を投入しても達成不可能です。
さらに対米独立してから段取りよく取り掛かっても、達成には10年単位の時間がかかると思われます。その間は国家節電と化石燃料と代替エネルギー移行を三本建てで並行して辛抱強く続けなければならないでしょう。

投稿: 通りがけ | 2011年8月 6日 (土) 11時26分

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