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2013年9月12日 (木)

三島最後のドキュメント考その1、本稿の意義

 ここで「三島最後のドキュメント考」をしておく。れんだいこの歴史嗅覚からして何やら腑に落ちないものを感じたからである。これまでにも同様の臭いから「宮本顕治の戦前リンチ致死事件」を考察している。
 (http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/rinchizikenco.htm)

 同サイトで、宮顕及びその系の今日に至る日共の弁明のウソをことごとく論破している。自分で云うのもなんだが白眉ものである。結論は、宮顕派が党内スパイの最高幹部・小畑を摘発したのではなく、宮顕こそがスパイМに代わる党内スパイ派の元締めであり、その宮顕派の査問により労働者派最後の幹部・小畑がテロられたと見るべきであるとする新観点を打ち出している。これはそれまでの様々な論の稚拙さを粉みじんにしていることに功績がある。

  それまでの論(一)は宮顕冤罪説である。論(二)は党内スパイ摘発上の当時の情況からして止むを得なかった措置説である。論(三)は既に解決済み説である。論(四)はやり過ぎ説である。これらに対し、それらがいずれも「宮顕派が党内スパイの最高幹部・小畑を摘発した」とする前提の論である点でナンセンスであること、真実は「スパイ派の宮顕派の査問により労働者派最後の幹部・小畑がテロられた」のであり、冤罪として名誉回復が急がれているのは小畑氏の方であるとしている。

 この論はさほど注目されていないが、それはれんだいこの立論の虚妄によるのではなく、驚天動地性故に沈黙を余儀なくされていると了解している。れんだいこは他にも数え上げればキリのない通説異議を申し立てしている。田中角栄のロッキード事件に於ける角栄冤罪説、2.26事件に於ける皇道派青年将校が嵌められ始末された説、処女作「検証学生運動(上下)」による戦後学生運動内の正邪見極め説、邪馬台国新論に於ける原日本新日本論等々然りである。これらはいずれも、通説側に言葉を失わせるほどの観点の差を突き付けており、通説側がれんだいこ観点を否定できず、結果的に論評戦意さえ失わしめている故と了解している。

 こたび、同様の戦意をもって「三島最後のドキュメント考」に向かう。れんだいこが「三島最後のドキュメント通説」のどこに疑問を覚えているのか。それは、三島が自らの意思で「最後の三島美学」の実践場として自衛隊市ヶ谷基地を選んだとする観点そのものへの疑問から始まる。そういう評論ばかりであるが異議を申し上げておく。

 それは半分真実であろう、しかし残りの半分は用意周到に誘い込まれたのではないかとみなしている。三島は敢えてそのシナリオに乗った形跡が認められる。三島の死も然り。三島自身が漠然と半ばは死を覚悟していたが残りの半分は生に期待を持って出かけていたとみなす。予感として死が免れないことを承知しており、どう転ぶにせよそのありのままを歴史に刻まさせる賭けに出たとみなす。結果、割腹死を強制されたとみなす。

 自ら好んでの三島美学による割腹自殺劇とみなすのが通説であるが、半分真実で、残りの半分は割腹へと強制誘導されたとみなす。こう捉えないと辻褄の合わないことが多過ぎるからである。以下、これを論証する。まずは、この事件を正確に確認するところから始めねばならない。サイト「三島事件」その他を下敷きにする。本意は三島事件の公判記録を読んでからの投稿にしたいが、それに費やす時間がないので見切り発表する。

 2013.08.31日 れんだいこ拝

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