つち音高く(三陸巨大震災に寄せて)
もう一首、歌を献じる。 つち音高く(三陸巨大震災に寄せて) 廃墟にたたずみ 涙ぐむ 運命のいたずら 嘆くがよい 深い絶望 堅い決意 心に刻もう 三陸巨大震災 友よ つち音高く絆を結べ 家が流され 役場も失い 船が壊され 道路も割れた 死に人(ひと)三万 難民三十万余 語り伝えよう 三陸巨大震災 友よ つち音高く絆を結べ 百年先を見据えよう 千里の道に歩を進めよう さぁふるさとを興せ 子供が祖父になり祖母になり その時の子供が祖父になり祖母になる頃 ふるさとが蘇るだろう 忘れるな 三陸巨大震災 友よ つち音高く絆を結べ 2011.4.7日 れんだいこ拝 現代は異常に歌が失われている。あるのかも知れないが心に響かない。歌がなければ心がすさむ。歌があれば命が励む。命が励めば何事か為し得る。心に響く歌を生み出し口ずさめ、語り合え。そして静かなひと時を持て。そのどれもが大事。この大事なことが疎かにされ、嫌な知識が頭と身体を蝕んでいる。偏狭な著作権が歌を閉ざそうとしている。云いたい者は云うが良い。汚い手を出すが良い。我々は歌い合い語り合う歌を持つ。著作権偏狭時代に抗して、この歌を捧げる。著作権フリーのこの詩に誰か曲をつけて欲しい。 三陸巨大震災 2011.3.11日 この日を忘れまい 1000年に一度の大地震と津波 3万人が呑みこまれた 新たな災害が加わった 経験のない原発爆発 目に見えない汚染の恐怖 被災難民50万 埋まっている人がまだたくさんいる 仏よ成仏せよ 黙祷 命からがら助かった者よ暖を取れ 寒いだろう せつないだろう 生き抜けろ 言葉で食糧で絆で暖をとれ みんな見守っている どういう助け合いができるのか 苦吟している 起ちあがっている 時間との勝負だ 難民よ災い転じて福となせ 知恵を出せ 起ちあがれ 日本の新たな再建がここから始まる 世界に微笑みかけよう 力強く生きてますと 支援に感謝しよう お返ししますと 2011.3.11日 この日を忘れまい 即興歌です。苦しいときには歌が必要です。伴奏つけて歌ってください。歌詞はどんどん代えてください。歌い繋いでください。著作権はありません。 2011.3.15日 れんだいこ拝 | ||||||
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
最近のコメント